悩んでいると、時は長いようで短い気がする。
トントントントントン...
「深久大丈夫??」
気が付くとバスケボールがコロコロと転がっていた。
『ぁ...ぅん...』
あたしは美里の声で目が覚める。
ボーッとしてたかも。
今は部活中。
あたしと、美里はバスケ部。正直美里が居なきゃこの部活やってなかった。
「何か、まぢ心配なんすけど...」
美里は、ひきつった顔をしてあたしの顔を覗き込んでくる。
『ごめ...』
あたしはハハッと笑った。
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