『こいつ自分の親を殺したんだぜ』 









     私 が 

    殺 し た









「……柚惟ちゃん?何処か痛いの?」

ハッと下げていた顔をあげた。二人が心配そうに私の顔を見ている。 

「…………大丈夫」

私が言葉を発する何て思っていなかったのだろう、二人は目を見開いた。 

「柚惟ちゃんが喋ったー!!」

「そりゃ喋るでしょう?人形じゃあるまいし」