「大丈夫?気にしない方がいいよ。第一貴女みたいな静かな子が人を殺す訳ないし」

彼女が笑顔で私に言った。 

「そうだよ、柚惟ちゃん!あんなやつら漣ちゃんにやられて当然ッ!」

あぁ……彼女の名前は深海漣と言うのか。 

「あ、ねぇ!漣ちゃんも一緒に帰ろう?ね?」

「じゃうちはボディーガードとして一緒に帰る」

頼もしいー!と、いいながら笑っていた。 
私の意志は関係ないらしい。