☆表の顔と裏の声★

体調もだいぶ良くなったので、私は救護室の椅子に座り女性警官と筆談で話をしていた。

「七海!!」

「あっ、八嶋さんでいらっしゃいますか?」

「はいっ!」

その時、迎えに来てくれた裕也を見た私は安心してみるみる涙が溢れ、そんな私を裕也は咄嗟に
抱きしめてくれた。

「怖かったよな……もう大丈夫だから」

裕也の優しい声と「大丈夫」という言葉に、
私の不安は消えていき心は穏やかに落ち着いた。