「れいは今日バイト?」

「そうだよ。今日も明日も明後日も」

「そんなバイトばっかしてて大丈夫なのか?
留年したりして~、ハハハ!」

「勉強もしてるわよ!!」

私は蓮の頬っぺたをつねりジロッと睨み付けた。

「痛っ!!ごめんって七海!なんだか最近れいが2人いるみたいだな」

「七海は楽しい事見つけて強くなったのよね~」

「ぅん。」

「えぇ~~弱々しい七海の方がいいなぁ。
七海は今日部活か?」

「ぅん。」

「なーんだ。俺が暇な時は2人とも忙しいのか」


と言いながら、蓮は七海の部活が終わるのを待っていた。