「あ、ごめんごめん」 きっとせいちゃんはわたしの事ただの幼なじみとしか思ってない。 (わたしがこんなこと思ってるとか気づかれたらきっと幼なじみやめられちゃう…。) ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ 「はーい、これで帰りのSHRおわりまーす。」 担任の先生がそういった途端皆が一斉に帰っていく。 「有季いくよ」 「え?行くってどこに?」 「はぁ……。生徒会室でしょ?」 「あはは……ごめんごめん」 (莉華がいないとわたしは生きていけないや…)