君の想いは僕のもの。





「じゃあそゆことで」



結局わたしとせいちゃんがベッドソファで寝ることになった。



ベッドソファと言っても、2人で寝るには少し狭くて、せいちゃんと抱き合いながら寝る体制になってしまった。



「せいちゃん……これやっぱり恥ずかしい」



「ん〜?俺は有季と近くで寝れて嬉しいけど?」



本当に嬉しそうな顔をしているせいちゃん。



「わ、わたしも嬉しく無いわけじゃないけど……」



「はいはい。有季は俺の腕の中で熟睡すればいいの」



そういって、せいちゃんはわたしをさらに強く抱き締めた。