せいちゃんにも手伝ってもらって何とか遅刻せずに学校へ着いた。 「おはよ、有季」 「あ、莉華。おはよ。昨日大丈夫だった?」 「それがね」 「は〜いLHR始めるわよ〜」 ちょうどいいタイミングで先生が来てしまった。 「また後でね」 莉華が後で話すと言い残して。自分の席に戻って行った。 「今日は明日から始まる夏休みの説明するわね〜」 「明日から夏休み!?」 「横沢さん。静かにね」 「はい、すみません……」