そうして1時間ほどのドラマを見終え、わたし達はベッドに入った。
「2人で一緒に寝るの、やっぱりあったかいね」
「うん。毎日来て欲しい」
「ま、毎日は、結婚してから……ね?」
結婚したらせいちゃんとは毎日一緒に寝たい。ついでに言うと、おはようのちゅーもおやすみのちゅーもしたい。
「じゃあ、結婚したら大きいベッド買おうか」
「うん!あ、でも狭いベッドでもいい……」
「どうして?」
せいちゃんがベッドに頬杖をついて、わたしにそう聞いてくる。
「だって、せいちゃんとこんなにくっついて寝られるもん……」
「た、たしかに……ね」
せいちゃんは、わたしがこんなことを言うと思ってもいなかったらしく、枕に顔を埋めてら照れていた。



