私の手を引いて歩き出した誠人、引っ張られる形で歩き出した私の握られてない方の腕を掴んで引き止めたユカ。
「ユカ?」と首を傾げると、
「ちゃんと護りなさいよ、全て。じゃないと許さない」
いつもよりオクターブ低い声で誠人に言った。
ユカかっこいい…けど怖いよ。
「過去の奴からも女たちからも護ってやる」
「絶対よ」
「あぁ」
__________________…
『過去の奴からも女たちからも護ってやる』
5分ほど前に学校を出た私たち。
私はというとさっきの誠人の言葉を、本人の隣でリピートしていた。
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