「別にいいじゃん沙夜。多分それ癖でしょ」
『みたいね。まぁ別に敬語じゃなくてもいいんだけどさ。頑張って敬語を使ってる誠人が可愛くて』
「でたよS女」
それにいちいち指摘するの面倒だしね。
私がそう言うと「そう言ってくれて助かる」とポロリ零した誠人。
そして誠人にも確かにSだよなと言われた私だった。
「ねぇ、敬語が苦手ってことは今まで敬語を使われる側だったとか?」
ユカの何気ない一言だった。
けど誠人にとっては何気ない一言じゃなかったようで______ビクンと肩を小さくだけど、揺らした。
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