『知ってる』
クスッと笑みを浮かべ俺の頬に手を添えてきた沙夜。
『誰よりもかっこよくて頼りがいがあって、強くて優しい』
それからちょっとエッチなところがあるんだよね、とからかいの笑みを浮かべる沙夜。
『誠人以外いるわけないじゃん』
そう言って自分から俺の口を塞いだ。
俺の声は沙夜への想いを語るために。
俺の瞳は沙夜だけを映すために。
俺の唇は沙夜とキスをするために。
息をするよりも沙夜とキスをしていたい。
【北条誠人side end】
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…