期間限定恋人ごっこ【完】番外編





「2人仲良く登校してましたね~」


『あー…フラれたよ』


「え?!待って、昨日付き合ったばっかだよ??」




いやいや早すぎでしょ何があったの?と訊いてきたのにあ!まさか…と言ってなんか自己解決してる。


ユカは分かったらしい、彼が条件を守れなかったこと。




「で、今回は何番目の条件が守れなかったの?」


『3つめ』


「好きにならない、やつか」


『そう』


「酷な条件だよね」


『え?』


「いや、別に。てかいっつもそれで別れるよね?」




ユカの呟いた酷な条件だよね、というのが気になったけど聞くのが怖くてうん、そうだね…と返事をして窓の外を見た。


見てるのは登校してる生徒たち。


今朝フラれたことを思い出してると1人の男子生徒が目に入った。


短髪でダークブラウンの髪、チャラくはないんだけどどこか遊んでいるような感じの彼。


カッコいいな、けどあんな人今まで見たことないような。


私男子の大体の名前と顔は覚えてる自信あるんだけど…。




『ユカ』




私は面食いなユカに尋ねることにした。
絶対知っているだろうから。