その夜にね、




弟の光輝くんに部屋に呼ばれて2人で話をしたの。






「俺は茜ちゃんについて話も聞いた。それを聞いてね、俺は茜ちゃんと世界一の兄弟になりたい、って心の底から思ったの。」




なんて、素敵なことを言ってくれて、





光輝くんはね、本当に明るくてうるさくて、でも周りをちゃんと見てて、本当にいい子なの。



だから、私も嬉しくなって




「そんなの当たり前だよ。」



って何の迷いもなく答えられたのかな。