「良かったぁ〜!遊姫ちゃんがナンバー2で。
遊姫ちゃんになら、負けても悔しくないよ!」
「いや、夏華さんには勝てないですよ…。」
「そんなことないよ。遊姫ちゃんの笑顔、可愛いもん。あぁ〜アタシ、いつか負けちゃうかなって思うことある。」
「そんな、誉めないで下さいよ。恥ずかしい。」
「謙遜しちゃって!そういうところがまた、人気出る秘訣だろうねっ!」
ナンバー1なのに、気取らない夏華さんの方が…明らかに好感持てるよ。
と思いながら、話をして歩いているうちに、あっという間に店に着いた。
【Star】
いつ見ても……
胡散臭いよね。
アタシの生きている世界は、キラキラしているように見えて……
本当はどす黒いんだ。
きっとね。