「あーてっちゃんvv どうしたの~♪?」 さっきまで怒っていた沙妃の顔が一気に明るくなる。 般若とは一変して恋する乙女モード全開だ。 「どーしたの? じゃねーって! 靴履き替えろよ」 「あ、忘れてた」 呆れ気味に言ってるものの、 沙妃のことを考えてる様な言葉の言い回し。 「ったく…ホラ、下駄箱行ってこい」 「はぁ~い♪」 あの沙妃をよくコントロール出来ますね。 って言いたいくらい沙妃は先生の言うことを聞いている。 沙妃はさっきから笑顔満開だ。