「疲れた…」 「それはオレのセリフだっつーのっ!(怒」 乗っていただけの沙妃の言葉に対し、怒る皇。 「あ、沙妃! もうチャイム鳴るよ? そろそろ戻った方が……」 「え?」 私と皇は同じクラスなんだけど、 沙妃はクラス違うんだ。 時計を見ると8時39分。 私達の学校は8時40分からSTが始まるの。 「わっ! ホントだっ! あたし教室行くわ!!」 それだけ言い残すとダッシュで私達のクラスから出て行く。