自分の恋より、他人の恋




「なんで私の推しの方たちが!?」




そう、私の目の前にいたのはいつも観察させてもらってる3組のカップルだった。


お、推しカップルが今私の目の前に…!


なんで!?その言葉が脳内を占める。


その答えを知ってるというか、きっとこの3組を集めたのは翔和さんだろうから彼を見ればフッと笑われた。




「男の方は俺の友達」

「え」




なんですって…そんなの初耳なんですが。




「小夜のこと見てみたいって言ってたから紹介も兼ねて今日だけ見せてあげようと思って」



そう言って私の肩を抱き、グイッと引き寄られ私の体温は急上昇。


林檎のように真っ赤になってしまった。