それにしても…やっぱり不思議なんだけど、どうしてこんな私に時雨さんは構うのだろうか? この前だって可愛らしい女の子に告白されたのに断ったって言っていたし。 これほどの容姿なら女の子選び放題、遊び放題で楽しい人生なはずなのに。 本当、私なんかにかまっていたら人生損だし、楽しくないぞって教えてあげてるつもり…なんだけど。 「私なんかの、どこがいいんですか…」 時雨さんの髪を触りながら…無意識に心の声が漏れてしまった時、 「全部」 寝ているはずの時雨さんから、返答があった。