「お前が梨沙を虐めたんだろ!?」



ドスッ




「お前が、そんなやつだったなんて、、見損なったわ」



ドカッ




彼女はただひたすらに痛みに耐えた


反論しても彼らは聞く耳を持たない


(はやく、はやく、終わって、、)


彼女は願った


(誰か、、、助けて、、、)



ガッシャーーン


「女の子を痛めつけてるのはどこの族のどいつかなぁ〜?」


現れたのは金髪が輝く美少女だった


「あっれぇ〜?答えられないの〜?
まっ!いいけどさっ!」


そう言って彼女はそこの族の幹部を一蹴りで吹き飛ばした


(彼女は、、舞桜、、!!)


「あら〜おたくの幹部さんお弱いことで、クス」

「んだてめぇ」

「ご立腹のご様子ですけれども、女に手をあげていたのはどこのどいつでしょうか?」

「.........。」


すると、さっきとは様子が変わった

殺気がたった


「どこのどいつか聞いてんだけど?それと黒幕出せ。お前には用は無い」


シュンっ


「おうおう殴ろうなんざ100年早いわ。じゃ、そちらのもう1人のお姫に話つけるわ」


そう言ってゆうゆうと総長らしき男をかわしてもう1人の女に近付いた



「黒木 希。で合ってるわよね?」

「なんの用よ。逢坂 誠。」

「あら、知ってるのね。クス まぁ、当たり前ですわね。あなた、やってくれたじゃない。潰すわよ?」

「ふふ、潰せるものなら潰してみなさいよ。」

「ちなみに聞いとくんだけど、同じ方法で何人お姫様を追い出してこられたの?」

「少なくとも、10人は追い出したわ。ふふ、楽しかったわ。」

「私も、あなたの組を潰すのが楽しみで仕方ないわ。」



そう言って殴られた方のお姫様を連れて倉庫を出ていった



そして彼女はつぶやいた



「罪を犯した者には正しき罰を。」