女子は疲れてしまって、または恐怖を忘れてしまいたくて、眠る子もいた。 心強いことに、一部の男子が見張りをしてくれた。 こういうときに自分を犠牲にして守ってくれる人がどれだけ頼りになるか、希望になるか痛いほど分かる。 普通ならできないことだからこそ、だ。凛上もその中の一人だった。 私は眠りたくても眠れなかった。 いつになっても、いつ襲われるか分からない恐怖が抜け切らなくて。 誰かと身を寄せ合うこともできなくて。