怖くて、怖くて、ずっと連絡を待つだけが頼りで。でももう期待ばかりして、なんで来ないのって絶望して、辛くなってきてしまった。 入川くんは、死んだのかもしれない。 刺されてしまったのかな。私のせいかな。 軽々しく言うようだけど、あの刃物が体に食い込んで肉を切り裂いて、臓器に刺さって抉って酷い痛みにもがき苦しむ様子は、用意に想像できてしまった。 泣きそうになって、大丈夫だと自分に何度も言い聞かせて耐えた。極限状態。 低い唸るような音で、たまに空っぽのお腹が鳴るだけ。