射的の音も聞こえてくる。賑やかな場所。現実の世界とはまた違う場所に来ているみたいだ。雨の日じゃなくてよかったと心から思った。素敵な場所だ。
「綺麗だね」
「うん。後でゆっくり回ろう」
近くのレストランで食事をとる。私はオムライスで凛上はカレーだった。店内は洋楽が流れ、おしゃれな雑貨が沢山置いてあった。素敵な場所で、雰囲気もとても好みだった。
凛上はスマホを少し見てから閉じた。最近の人はよくスマホばかり触っているけど、凛上はそんなことはなくて。私より先に食べ終わると、なにが面白いのかこちらばかり見ていた。
恥ずかしいから見ないでと言うと、「はいはい」と凛上は頷く。あ、また笑った。この人はよく笑う人だなあ。



