「朝から予約を入れるんですか?」
「はい、なるべく早く休めるとこを探さないと……」
旭。
いきなり倒れたけど、先生に預けたら花巻の友達のように、もう戻ってこないんじゃないかって思うと、頼れなかった。
……旭は、一人だ。
頼りにされるのは嬉しいよ。でもこんな形で、必死にならなきゃいけないのってなんか、悲しいよな。誰も他に気にかけてくれる人がいないから、俺が、ってだけで。ああ、俺にももっと余裕があれば、良かった。
ずっとそばにいればよかった?
彼氏彼女の関係でもないから馴れ馴れしくできない。ある程度距離を取って一人にしたりした。でも、そういうのって旭はどう思っていたんだろう。
なにも考えていなかったんだな、俺は。
もっと、俺がちゃんとしていれば。
自責の念に心が揺れる。
宿のことや旭のことや、これからのことで、頭がいっぱいで、パンクしそう。



