最後の悪夢


後ろをついていく私をちらちらと、凛上は振りかえって確認しながら進んでいく。


たまに「大丈夫?」「辛かったら言って」と言って心配してくれるのが、嬉しくて、甘えてしまいそうになる。

過呼吸になったときの、酷く必死そうな凛上の顔が目に浮かんだ。電話を切って介抱してくれた。

凛上、本当にいい人だなって思う。
私、凛上のこと好きだよ。

こんなこと、絶対に今は言えないけど。






順調に進めたのは南棟三階までだった。