最後の悪夢


「合流したいのもあるし花巻の方に行きたいな。イツキ、鬼今どこにいるか分かる?」

「無害なら追いかけるけど......今は全く位置が分からないし」

「マジか......」



今この瞬間にも鬼が近づいているのだと思うと怖い。早く安全なところに行きたい。誰かと合流したい。

凛上じゃ頼りないってわけじゃないの。みんな今の状況をなんとかしようとしてくれてる。



「とりあえず上の階に向かう。南棟まで来てないならいいんだけど」

〈了解。じゃあ南棟五階で待ってる〉



そうして私達は、シオンのところに向かうことになった。