最後の悪夢


「え、そうなの?」


思わず声が漏れた。


〈そう、だからこっちに注意が向いてないから、私とイツキくんがささっと殺すのが一番いいかも。まあ、......でも私......動けないんだよね、あんまり〉


言葉を濁すシオンを少し不審に思う。



「シオンさん、どうかしたの?」

〈ゲームやってさっきまで監禁されてたんだよ。だからさ、えっと。あー............まあ、ビビッて動けないっていうか〉

「そっか」



この時感じていた違和を、どうして私は見逃したのか。

後悔するのはいつだってことが起こった後だ。