最後の悪夢


その存在に孤独を感じなくてよかったのは幸いだった。それでも、確実に、


「もうプレート無いし、あとは消化試合のようなものかな? ふふふ!」



だんだん、だんだん、不安が募ってくるから。


残り10分になっても、人は誰も入ってこなかった。


私は自分が正常なのかも分からなくなってきた。

さっきから胸の辺りをぐしゃぐしゃかいて止まらないんだ。息が苦しい。どんどん追い込まれていく感覚がする。


時計を見るのが怖い。

秒針が12に重なる度、なんとも言えない痛みが胸を刺した。何度も何度も殺される思いだった。

私はもう半分諦めかけていたと思う。