いや、でも、仲が良さそうでも友達ってわけでもないか。……なんだか私みたい。 妙な親近感が湧いた。 「……」 もしかしたら意気投合出来たりして。 そう思いながら凛上を見上げていたけれど、すぐに恥ずかしくなって顔をそらした。 と、その時だった。 「凛上~」 遠くから誰かが呼ぶ声がして、二人ともそちらに振り向いた。 どこ? 人混みに紛れているのか分からない。と、思っていたら、こちらに向かって一直線に歩いてくる私服の二人組が見えた。