凛上が何かを探すように少し辺りを見渡す。 「旭さん、一人?」 友達のことか。ここからじゃ見えないだろうな、一緒にいる子達は。 「ううん、違うけど」 「俺は一人だよ」 うん? なんで? 「お友達は?」 「いると思う?」 聞き返されて、少し、戸惑う。 なんで? 学校で見張りしていたとき、一緒にいた人達は、友達じゃなかったの? 仲が良さそうだったのに。