少年「.....というわけよ。
何か間違っているか?」
暗いビルの一室には二人の人影があった。
一人は10代の少年で勝ち誇った様に笑っていた。もう一人は30代前半で冷や汗を流し、立ち尽くすばかりだった。

男性「で、でも俺がやったって証拠はどこにもねぇじゃねぇか!」

少年「そうだな、証拠は無いね。
実際に出てこねぇし」

男性「出てくるわけねぇだろ。
俺はやってないんだから」

少年「でも、必ず見つけ出すぜ。
証拠をよ」