上原くんもやんわりとしか抵抗してない。
なんか、やだ。
見たくなくて、私はお弁当を片付け始めた。
食べかけのお弁当を持って私は、中庭を出た。
「高坂さん!」
上原くんの声が聞こえたけど、振り向いたらきっと水谷先輩が近くにいるんだろうから、振り向かなかった。
廊下を歩いて、たどり着いたのは屋上。
日陰になっているところでお弁当を広げる。
「はあ……」
さっきまで、楽しかったのに……。
このモヤモヤする気持ちの正体を知ってる。
でも、認められない。
こんな気持ちなんてすぐに忘れてしまいたい。
そう思うのに、お弁当を食べ終わると中庭の方を見てしまう。
ここに来る途中に聞こえた。
「水谷先輩と上原くんってお似合いだよね」
って言葉。
「あんまり喋らない上原くんといっぱい喋る水谷先輩だったらバランスもいいしね」
なんか、やだ。
見たくなくて、私はお弁当を片付け始めた。
食べかけのお弁当を持って私は、中庭を出た。
「高坂さん!」
上原くんの声が聞こえたけど、振り向いたらきっと水谷先輩が近くにいるんだろうから、振り向かなかった。
廊下を歩いて、たどり着いたのは屋上。
日陰になっているところでお弁当を広げる。
「はあ……」
さっきまで、楽しかったのに……。
このモヤモヤする気持ちの正体を知ってる。
でも、認められない。
こんな気持ちなんてすぐに忘れてしまいたい。
そう思うのに、お弁当を食べ終わると中庭の方を見てしまう。
ここに来る途中に聞こえた。
「水谷先輩と上原くんってお似合いだよね」
って言葉。
「あんまり喋らない上原くんといっぱい喋る水谷先輩だったらバランスもいいしね」



