運命の一夜を越えて

もしも・・・


そんなこと考えたって現実は変えられないのだからと思っていたのに。

ずっと考えないようにしてきたこと。

考えずにいられたことを、今はどうしても考えてしまう。



今だけは・・・すべて忘れて誰かにもたれかかりたい・・・

そんなことを思いながら私は目を閉じて、彼の胸の鼓動に耳を傾け続けた。


今がずっと続いたらいいのに・・・