真っ白な世界に吸い込まれる瞬間も、私の瞳には見えていた。 渉の笑顔が。 両手を広げて微笑む渉が。 こらえられない涙が伝う感覚が少しずつ鈍る・・・ 戻ってくる。 絶対に戻ってくる。 そう何度も繰り返しながら、私は意識を手放した。