運命の一夜を越えて

「愛してる」

「俺も、愛してる。」


「ありがとう」

「俺のほうこそ、ありがとうだ。」


「渉・・」

「ん?」


「私は世界一・・・強いママになりたい・・・」

そう言ったところで瞳から我慢していた涙があふれた。


渉の瞳が少し赤くなり、光に揺れる。