運命の一夜を越えて

もしも私の命が消えてなくなってしまったら・・・

私たちの天使が・・・私の人生でたったひとり愛した人・・・


渉を支えてくれるだろうか・・・


私がいなくなってしまっても・・・・渉は一人じゃなく・・・笑顔を失わず・・・希望をもって生きられるだろうか・・・


私のいなくなった世界で

渉が生き続ける理由になってくれるだろうか・・・



私が病気の再発と同時に命が宿っていることを知った時、真っ先に思ったのはそんなことだった。