あまりの痛みに薄れる意識の中で、私はどうしても渉に言いたいことがあった。
何とか声を絞り出す。
渉の腕につかまりながら、懇願する。
「お願い・・・赤ちゃんを・・・私からとらないで・・・お願い・・・守って・・・渉・・・お願い・・・赤ちゃん・・・」
ちゃんと言えただろうか。
ちゃんと届いただろうか。
そんなことを考えながら私は完全に意識を失った。
何とか声を絞り出す。
渉の腕につかまりながら、懇願する。
「お願い・・・赤ちゃんを・・・私からとらないで・・・お願い・・・守って・・・渉・・・お願い・・・赤ちゃん・・・」
ちゃんと言えただろうか。
ちゃんと届いただろうか。
そんなことを考えながら私は完全に意識を失った。



