運命の一夜を越えて

その時・・・

「いっ・・・!」
急激なお腹の痛みに襲われて私は思わず蹲る。

「彩っ!?」
慌てて渉が私の体を支える。

なに・・・この痛み・・・

痛むのはお腹だ。

「赤ちゃん・・・痛いっ!・・・痛い!」
「彩っ!!」
全身にお腹からの痛みが響く。

だめ・・・ダメ・・・消えないで・・・ごめんねあなたのことを素直に喜べなくて・・・ちゃんと守れるようなママじゃなくてごめんね・・・でもいなくならないで・・・