運命の一夜を越えて

不安をぬぐえないまま朝を迎えた私。

いつものように朝、目覚めるとそこには渉の寝顔。
私よりも先に眠らない渉の寝顔を見るのは朝しかチャンスがない。
最近は眠気が強くて、なかなか渉の寝顔を見られていなかった。

私は不安な気持ちを消したくて渉の胸のすり寄ると、寝ぼけながら渉は私をギュッと抱き寄せてから再び寝息を立て始めた。


幸せだ・・・

大丈夫。

この人といれば私は大丈夫。

そう自分に言い聞かせる。