運命の一夜を越えて

「ごろごろだらだらもいいね」
「だな」

私は大好きな人のぬくもりを感じながら眠りについた。



その日から私は体調が微妙な状態が続いた。
検査の疲れかと思っていたのに、検査結果が出る2週間が経ってもまだ微妙だ。

食欲がないわけじゃない。でも食べると胃もたれがする。
仕方なく少しずつ食べるようにしていた。
そしてやけに眠気を感じる。

渉よりも先に帰宅をしたときはなるべく家のことをするようにしていたのに、ソファの誘惑に勝てず、結局目を覚ますと帰宅した渉が家のことをしていてくれたりする。

年末年始の忙しさはとっくに解消されている時期。

自分の体に起こり始めた異変に私は不安を消せなくなっていた。