運命の一夜を越えて

冬の空気が澄んでいて、星までの距離が近く見える。

冷えた空気を吸い込むと、少しだけ気分がすっきりとするような気がした。


それにしても重い・・・

買ったばかりのビールを入れた袋が手に食い込む。

こんなにも寒いのに、変な汗が額にうかぶのが分かった。


戻ったら少し休まないとエネルギー切れになりそう・・・

そんなことを考えながら私は歩き続けた。


「ただいま」
何とか家に戻ると、親戚たちが懐かしい話で盛り上がっていた。