運命の一夜を越えて

そのまま私を裸にすると、すぐに渉も服を脱ぎ、私の手を握り浴室へ入ると、ためていたお湯を止めて私を湯船に入れた。
後ろから抱きしめるようにして渉も湯船に入る。

何も言わないまま、渉は私の肩にお湯をかけ続ける。

少しすると湯船から上がり自分と一緒に私の髪や体を洗ってくれた。

シャワーで全身を洗い流すと、再び手を握り浴室から出て脱衣所で自分の体と髪と一緒にタオルで拭いて、着替えまでしてくれる。

私が何かをしようとすると、その手をそっとどかし、渉はすべて自分の手で私のことをしたいとでもいうかのようにする。

ドライヤーで髪を乾かすと、渉は私の手をひいてキッチンへ向かうとスポーツ飲料を私の口に運んだ。

無抵抗のまま口に運ぶ私。
一口飲むと、渉は自分でもそのスポーツ飲料を口に運び、グイっと飲むと、冷蔵庫へ戻して私の手を握り寝室へと連れて行った。