「俺、病気のこと恨んでたんだ。」
「・・・?」
「母さんの命を奪ったがんを恨んでた。」
「・・・」
「病気になった母さんとの家族の時間は本当に濃くて、あったかい幸せな瞬間の思い出でいっぱいだけどさ、今も生きていたらって思うこといっぱいあるんだ。そう考えるたびに、どこにこの気持ちをぶつけたらいいか分からなかった。やるせなさしか残らなかったんだ。」
まっすぐな言葉で私に話してくれる渉。私は渉の胸の中で目を閉じた。
「母さんを奪ったがんを恨んでたけど、がんって病気は彩をのこしてくれた。今こうして彩を抱きしめることができる。一緒にいて、一緒に笑い合ったり、抱きしめあえる。なんかさ・・・彩との出会いが偶然だっては思えないんだ。」
・・・私が病気を告白した時、ただ大丈夫と言っていた渉。
でもやっぱり、渉は私を想ってあの時は何も言葉にはしなかったけど、いろいろなことを考えていたんだ。
「彩を守りたい。支えたい。」
「・・・渉・・・」
私だって同じだ。渉を愛しているから支えたい。守りたい。幸せにしたい。
「絶対に離さない。離れない。」
「・・・?」
「母さんの命を奪ったがんを恨んでた。」
「・・・」
「病気になった母さんとの家族の時間は本当に濃くて、あったかい幸せな瞬間の思い出でいっぱいだけどさ、今も生きていたらって思うこといっぱいあるんだ。そう考えるたびに、どこにこの気持ちをぶつけたらいいか分からなかった。やるせなさしか残らなかったんだ。」
まっすぐな言葉で私に話してくれる渉。私は渉の胸の中で目を閉じた。
「母さんを奪ったがんを恨んでたけど、がんって病気は彩をのこしてくれた。今こうして彩を抱きしめることができる。一緒にいて、一緒に笑い合ったり、抱きしめあえる。なんかさ・・・彩との出会いが偶然だっては思えないんだ。」
・・・私が病気を告白した時、ただ大丈夫と言っていた渉。
でもやっぱり、渉は私を想ってあの時は何も言葉にはしなかったけど、いろいろなことを考えていたんだ。
「彩を守りたい。支えたい。」
「・・・渉・・・」
私だって同じだ。渉を愛しているから支えたい。守りたい。幸せにしたい。
「絶対に離さない。離れない。」



