運命の一夜を越えて

それから私たちは大きなソファに二人で寄り添い座り、アイスクリームを食べながら映画を観た。

いつの間にか私は渉のぬくもりが心地よくて眠ってしまい、目を開けるとそこには渉の寝顔があった。

私を抱きしめたまま眠る渉。

その寝顔も愛おしく思う。
そっと渉の頬や長いまつげに触れると「ん~」と身じろぎしながら、渉は私の体をぎゅっと抱き寄せて、目を閉じたまま私の背中に毛布を掛けてくれた。

温かい・・・


私は渉の鼓動を聞きながら再び目を閉じた。


自分で決めたタイムリミットまでのカウントダウンをしながら・・・