運命の一夜を越えて

「出会って間もないけど、何をしていても頭から離れないんだ。そのくらい、俺の中でどんどん想いが膨らんでる。自分でもどこまでこの気持ちが膨らむのかわかんなくて怖くなるくらい、好きでどうしようもない。」
「・・・」
「強引にでも進んじゃいそうになる自分にストップをかけるのに、正直かなり苦戦してる。こんなの初めてなんだ。恥ずかしいくらい俺、余裕ない。」
「・・・」
私はあまりにまっすぐすぎる渉の言葉と視線から逃れられない。

「こんな俺だけど、絶対に幸せにします。後悔はさせません。だから、付き合ってください。」
「・・・」

いろいろな考えが私の中にもあふれた。

でも・・・・


いろいろとぐちゃぐちゃにあふれて入り混じる感情の中でも・・・・


この人と一緒にいたい。
離れたくない。

この感情がほかの感情を押しのけて前面に出てくる。