放課後、俺が先生業務を終えて
普通の大学生に戻る。って言ってもなんかもうすぐ……教師になるんだ。
「先生?」
「俺もう今は教師じゃないよ?
……呼び方悩んでるよね。なんでもいーよ
名前で呼んでもらえたら最高。」
「…怜也さん……ほんとにいい、ですか??」
「何が?…俺は川瀬さんがいいと思って声掛けた。で、お前が俺の言葉に応えた。でしょ?」
一旦実習は終わるけど、また先生として……
「川瀬さん、俺とデートしよう。」
「…で、デート……」
「俺とデートするの嫌?」
「…嫌じゃ、ない……」
また。会えなくなる日が増えるから。
……だからね、今のうちにちゃんと恋人らしいことしておきたい。次は高校を川瀬さんが卒業してからに多分なっちゃうから。普通の恋人じゃなくなってしまうから……
「じゃあ、約束。んー今週の土曜でいいかな」
「……ん、わかりました…」
「あとさ、敬語じゃなくていいよ?
せっかく恋人だし…ま、俺がここの教師になったら、そうはいかなくなりそうだけど」
「わかっ……た。先生、楽しみにしとく!」
あいつは嬉しそうに教室を出ていった。
で、見ていたかのような顔で要さんが入ってきた。
「…ほんとに付き合ってたんだ?
先生、とりあえず言うけど……仁梨を泣かせないこと。仁梨が悲しんだり苦しむのは見たくない。」
「…ん、そか……わかってる。
で、お詫びと恋人らしいことをするって事でちゃんとデートするから。要さんは心配しなくても」
「…それが1番心配。
この高校の生徒に会ったらどうするの。
仁梨を彼女って紹介出来ずに、苦しむ事になるんじゃ……」
「…あのな、高校の生徒がいないところに行くつもりだから気にするな。」
……ドライブして、それから……ご飯に行って
少し遠出をして、とちゃんと決めてあるんだから。
普通の大学生に戻る。って言ってもなんかもうすぐ……教師になるんだ。
「先生?」
「俺もう今は教師じゃないよ?
……呼び方悩んでるよね。なんでもいーよ
名前で呼んでもらえたら最高。」
「…怜也さん……ほんとにいい、ですか??」
「何が?…俺は川瀬さんがいいと思って声掛けた。で、お前が俺の言葉に応えた。でしょ?」
一旦実習は終わるけど、また先生として……
「川瀬さん、俺とデートしよう。」
「…で、デート……」
「俺とデートするの嫌?」
「…嫌じゃ、ない……」
また。会えなくなる日が増えるから。
……だからね、今のうちにちゃんと恋人らしいことしておきたい。次は高校を川瀬さんが卒業してからに多分なっちゃうから。普通の恋人じゃなくなってしまうから……
「じゃあ、約束。んー今週の土曜でいいかな」
「……ん、わかりました…」
「あとさ、敬語じゃなくていいよ?
せっかく恋人だし…ま、俺がここの教師になったら、そうはいかなくなりそうだけど」
「わかっ……た。先生、楽しみにしとく!」
あいつは嬉しそうに教室を出ていった。
で、見ていたかのような顔で要さんが入ってきた。
「…ほんとに付き合ってたんだ?
先生、とりあえず言うけど……仁梨を泣かせないこと。仁梨が悲しんだり苦しむのは見たくない。」
「…ん、そか……わかってる。
で、お詫びと恋人らしいことをするって事でちゃんとデートするから。要さんは心配しなくても」
「…それが1番心配。
この高校の生徒に会ったらどうするの。
仁梨を彼女って紹介出来ずに、苦しむ事になるんじゃ……」
「…あのな、高校の生徒がいないところに行くつもりだから気にするな。」
……ドライブして、それから……ご飯に行って
少し遠出をして、とちゃんと決めてあるんだから。