2人の秘密

私長島由菜中学2年の14歳!
実は私も姉の彩葉と同じ病気を抱えている。
病名は違うんだけどね·····
病名:心臓病
私がこれを発症したのは1年前の春のこと·····
当時まだ中1だった頃。私は水泳部で1年にして試合でずっと1位を取り続けてきた。
ある日体育の授業で短距離走をしていた。走り終わった途端に胸がズキズキと痛んだ。
このくらいは大丈夫と思い病院には行かなかった。
なにより全国大会に出場するから行きたくなかった。
そして全国大会当日·····
レディーゴ!!
その合図でいっせいに泳ぎ出した。
私は必死に泳いで1位についた。
あと少しでゴール。いけると思った時
急に胸がいたんだ。
今まで経験したことない胸の痛み。
私はそのまま息が出来ずに溺れた。
目が覚めた時には病院にいた。
「由菜!目が覚めたのね!良かった〜」
お母さん?
そこにはお母さん・お父さん・一輝の3人がいた。
私は固まった。どうしてここに?大会は??
そう思っている時に病院の先生が来た。
「由菜さん。あなたは重度の心臓病です。」
えっ?これまで水泳で1位とってきたのに?全国大会出場したのに?
もう水泳できないの?
そう思ったら涙がでてきて大声で泣いた。
その後、お父さんとお母さんと一輝と話した結果手術を受けることにした。
だけどまだ陽太には話していない。
部活で遅くなるそうだ。
お母さんとお父さんと一輝には
「話しておきなさい。いつか由菜が亡くなった時に伝えておかないと陽太くんが悲しむでしょ?陽太くんが悲しんだら由菜も悲しいでしょ。だから後悔がないように伝えておきなさい。」
そう言われからずっと考えたけど、私は陽太に伝えることにした。陽太にメールで「明日伝えたいことがあるから朝学校の裏庭に来て。」
翌日。
「由菜伝えたいことって何?」
「あのね陽太私実は·····」
「なに?」
「実は私心臓病なの」
「嘘だろ」
「嘘じゃない。」
「だから後悔がないように今日言おうと思って·····」
「何を?」
「あのね·····」
「うん」
「私ずっと昔から陽太のことが好きだったの!!だからこんな私で良ければ付き合って!」
「えっ!すっげー嬉しい·····けど俺から言おうと思ってたのに·····」
「えっそれって·····」
「由菜のことが好きだ!由菜のことが好きだから残りの人生を俺と歩んで欲しい。」
「はい!」
その後·····私は手術を受け、無事退院しました!!
これからは陽太と一緒に人生を歩んでいきます!!