私は昔から霊感があった

今日、私はある人を探しにここに来た

それは、栗鐘愁

私の幼なじみ兼好きだった人

愁は夏祭りに行く途中で交通事故で死んだ

だから、もしかしたら夏祭りにいるかもって思って来たんだ

私は愁を探し始めることにした

探し始めてから30分後

「しゅ…愁?」

「もしかして美波か?」

「うん!」

「そっか、やっと会えたな」

「そうだね」

「まぁ俺は幽霊だけどな」

そう言って、愁は少し笑った

「私さ、愁に言いたいことがあるんだ、私、実は愁の事が…」

「待って、それ俺から言わせて!俺、美波の事が好きだったんだ!それを言いたくてここに残ってたんだ」

「私も好きだったよ、ちゃんと成仏してね」

そういった後、愁はいなくなった

私は1粒の涙を流した