ー男子sideー
「俺たちも風呂行くかー」
「そーだな。」
温泉には俺たちふたりしかいなかった。
「おい、空、氷上のどこを好きになったわけ?」
「なんでお前にそんなこと言わなきゃいけないの?」
「いいだろー。16年の仲じゃんかー。」
俺たちは生まれた時から知り合いだったみたいで、どうやら母親同士が幼なじみらしい。
「んまあ、笑った顔…とか?」
「それわかるわ。羅糸の笑った顔とかマジでやばい。」
「それは、確かにやばそうだな。否定はできない。」
「だろ?最近近寄っては来ないものの羅糸の周りに男がふえててさ、このままだったら結構やばいかも。」
「お前ほんとに好きだよな前から。」


