「僕と、結婚してください。」 これってプロポーズだよね。 「はい。喜んで。」 私は、笑いながら泣いていた。 「絶対幸せにする。」 「うん。あだりまえでじょ?」 「そうだよ。俺が羅糸を幸せにするって決まってるからね。」 「なによぞれ〜」 「泣くのか喋るのかどっちかにしろ。」 支恩が笑いながらそう言ってくる。 「ぞんなごどいわれだっで〜」 「羅糸、愛してるよ」 「うん。私も。愛してるよ。大好き、支恩。」 工堂羅糸、26歳。今日、最愛な人にプロポーズされました。